
うさこ
英語の聞き流しって、実際効果あるの?

ひろ
正直に言うと、ただ聞き流すだけだと意味がないと思う。僕もNZ生活中にずっと英語の曲を聞き流してたけど、歌詞の意味を全く知らないまま何年も過ぎてた曲があるくらいだから。
この記事では、実際にNZ留学中・タイでの仕事中に日常的に取り入れていた「聞き流し」の経験から、効果があった聞き流しとなかった聞き流しの違いをまとめます。

目次
1 結論:聞き流すだけでは伸びない
POINT
ただ英語を垂れ流しにするだけの聞き流しは、正直「作業」になってしまって身につきません。内容の意味を理解する工程とセットにして初めて効果が出ます。
NZ留学中、移動時間はほぼ毎日英語の曲を聞いていました。
でも正直に振り返ると、音として覚えて口ずさめるのに、意味は全くわかっていない曲がいくつもありました。
この経験から、「英語を聞いている時間」と「英語力が伸びる時間」はイコールじゃないと痛感しています。
2 移動中に英語の曲を聞いていた話
NZ生活中は、バスや徒歩の移動時間に英語の曲を聞いて、歌詞を眺めるのが日課でした。
好きなアーティストの曲を繰り返し聞いていると、フレーズが自然と耳に残っていく感覚はありました。
ただ、これは今振り返ると反省点でもあります。

歌詞を見て、意味まで日本語で理解する作業をしなかった曲は、何年経っても意味がわからないままでした。
音の羅列として覚えて歌えるようにはなるのですが、それはリスニング力とは別物だったと思います。
英語の曲は、興味を持って聞くところまでは良い入り口になります。ただ、そこから歌詞と日本語訳を見て「何を歌っているのか」まで理解するところまでやって、初めて勉強になると感じています。
3 YouTubeやTED Talkは効果を感じた
音楽と違って、YouTubeやTED Talkの動画はしっかり効果を感じました。

TED Talkは大学の授業で宿題として出されるくらい、内容自体がしっかりしていました。
単純に面白かったし、内容も学びになるので、聞くこと自体が苦にならなかったのも大きかったです。
英語の資格の勉強をしていたときは、BBC NEWSを読む習慣もありましたが、これも同じで「内容そのものに興味がある」から続けられた面が大きいと思います。この時期の勉強法はこちらの記事でも紹介しています。
音楽との違いを考えると、TED TalkやYouTubeは話の筋があって内容を追いかけながら聞くので、自然と「意味を理解しようとする」姿勢になっていたのだと思います。
4 シャドーイングに挑戦して挫折した話
リスニング対策として定番のシャドーイングにも挑戦しました。
正直に言うと、すぐに挫折してしまい、あまり効果を感じられませんでした。
これは方法自体が悪いというより、単純に自分が続けられなかっただけだと思っています。
ただ、短期間やっただけでも発音や音のつながり方を実際に口に出すことで、英語を話すこと自体には慣れる感覚はありました。
続けられる人にとっては、リスニングというよりスピーキングの練習法として効果があるのかもしれません。実際に効果を感じた自主練習法はこちらの記事にまとめています。
5 「聞こえるようになる」の本当の意味
留学生活やタイでの仕事を通して感じたのは、自分が話せるようになった表現は、自然と聞こえてくるようになるということです。
逆に言うと、自分が知らない単語や表現は、どれだけ聞き流しても「聞こえて」きません。
音としては耳に入っているはずなのに、頭の中で意味のある情報として処理されない感覚です。
だからこそ、聞き流しだけでリスニング力を伸ばそうとするのには限界があると感じています。
知っている語彙や表現の量そのものを増やす作業と、聞く量を増やす作業は、両方セットでやる必要があるのだと思います。
実際、タイで働くようになってからも同じことを感じています。
仕事で新しい表現をChatGPTで調べて自分で使えるようになった直後、なぜか周りの会話でもその表現をよく聞き取れるようになる、ということが何度もありました。
偶然そのタイミングで使われる頻度が増えたわけではなく、単純に自分の中に「聞き取れる情報」として登録されたからだと思っています。
6 効果があった聞き流しのやり方
自分の経験を振り返ると、効果があった聞き流しには共通点がありました。
まず、内容に興味を持てるコンテンツを選ぶことです。TED Talkや好きなジャンルのYouTube動画のように、聞くこと自体が苦にならないものを選ぶと自然と続けられます。
次に、聞きっぱなしにせず、歌詞や字幕・日本語訳を見て「何を言っているのか」まで確認する工程を必ず挟むことです。
音楽の聞き流しで失敗した経験から言うと、「聞く」と「理解する」を分けずにセットでやるのが一番の近道だと感じています。
7 まとめ:方法別の効果一覧
実際に試した4つの聞き流し方法を、自分の体感ベースで整理するとこうなります。
| 方法 | 体感の効果 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 音楽をただ聞き流す | 低い(音として覚えるだけになりがち) | 英語に慣れる入り口としてはあり |
| 音楽+歌詞と訳の確認 | 中〜高 | 好きなアーティストがいる人 |
| YouTube・TED Talk | 高い | 興味のあるジャンルがある人 |
| シャドーイング | 人による(続けば発音・口慣れに効果) | コツコツ継続できる人 |
こうして振り返ると、「内容を理解しようとする姿勢」があるかどうかが効果を分けていたのだと改めて感じます。
8 よくある質問

うさこ
じゃあ英語の曲を聞くこと自体は意味ないの?

ひろ
意味がないわけじゃないよ。英語に興味を持つきっかけとしては最高だと思う。ただそこで終わらせず、歌詞と日本語訳をちゃんと見る一手間を加えるだけで、勉強としての効果が全然変わってくるよ。

うさこ
シャドーイングは向き不向きあるってことだよね。

ひろ
僕はすぐ挫折しちゃったけど、続けられる人には発音や音のつながりに慣れる効果はあると思う。自分に合う方法を見つけて、聞くだけで終わらせずに理解する工程とセットにするのが一番大事だと思うよ。

うさこ
初心者はどこから始めればいいの?

ひろ
まずは好きなジャンルのYouTube動画を1本選んで、字幕をつけて意味を確認しながら見るところから始めるのがおすすめ。いきなり完璧に聞き取ろうとせず、内容を楽しみながら「知らなかった表現」を1つずつ拾っていく感覚でいいと思うよ。


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